瓦製造の主たる原料である配合粘土を当社では、製造・運搬・販売しています。この配合粘土は、瓦だけでなく陶器の原料また建築材料たとえば壁ぬりの材料にも適しています。また、昔の家の土間や窯にも使用されてきました。配合粘土は、赤なめ(赤生土、青なめ青生土、まっこの3種類の土、粘土を混ぜ合わせて作ります。当社の原料の粘土、まっこなど等は、2021年10月のNHKの番組ブラタモリで紹介された200万年以上かけてできた地層から採掘したものです。まっこと他の粘土の割合で、粗かったり粘着力があったりで4種類の土を製造します。一概には、言えませんが基本的に1番の土は、スーパークラッシャーという機械を使ってより細かく砕きます。瓦では、じがら・平板を作のに適しています。また、5番の土は、クラッシャーを使って砕くので1番より粘りが多く、瓦では道具、まんじゅう、鬼瓦などの特徴ある瓦を製造するのに適しています。色にも特徴があって1番は、赤味を帯びていて粘土よりまっこが多いです。それに対して5番は、青みを帯びていてまっこが少なく青なめの粘土が、多いです。右の写真は、1番と5番の工場内での配合粘土ですが、ほかにも2番と6番もあります。 配合粘土→瓦の原料や建築材料(壁塗り) 土間の土他様々な用途に使われる。又陶器の原材料にも使用される。 配達も遠方なら料金がかかりますが、(配達料)運搬の仕方も1tのフレコンバッグ等を使用するのも可能です。当社のトラックは、4t、10tの2種類です。基本単位は、t単位で販売いたします。 南あわじ市の法人の窯業会社様、個人の瓦製造業者様を中心に淡路島など多くの取引先に配合粘土を販売、配達しています。先日も、奈良県から陶器を作る原材料として配合粘土を購入しに来てくれたお客様がいました。R6年10月3日にも、徳島県の板野郡の上板町から、「BUAISOU/BUAISOU」様から、藍染めに使用するために配合粘土の5番の土を取りにこられました。藍染に使用するのに、適しているそうです。R6年の10月9日にも徳島県の上板町から渡邉様が、土間、竈等に使用するのに約40tの配合粘土を取りに来られました。 ★価格等については、直接問い合わせしてください。 ☆ちなみに、配合粘土で瓦を製造しますが、南あわじ市で、瓦の屋根工事をする場合、市役所に補助金を申請すると上限、瓦工事代金の20%補助金として支援される可能性があります。市役所のホームページを参照してください。(令和6年4月17日現在) | 1番の土 2番の土 4番の土 2021年NHKブラタモリ |
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青土の用途は、広く昔から畳を染める顔料に使われてきました。また、徳島県で有名な藍染の染料に使われたり最近では、お肌にいいということで化粧品の原料としても注目されつつあります。東京から化粧品関係のインストラクターが、10月に当社の青土の地層を見学にきてくれました。そのときは、社長の話を目を輝かせながら真剣に聞いてくれました。もちろん配合粘土の原料の1つとしても活用されています。ちなみに右の地層は2021年10月2日NHKの教養番組ブラタモリで紹介された地層です。 右の写真は、当社の青生土、赤生土、まっこの地層が若干平行に重なっている貴重な写真です。 そのときは、実際に商品化の話は、実現しませんでしたが、なかなか実現化は難しいですが、少し未来が開きかけたような印象を持ちました。 青生土→畳や藍染めの染料他様々な用途に使用される。 東京から化粧品関係のインストラクターが来た時の写真です。増田社長が、地層や青土について説明しています。(R5年10月29日)→ 基本単位は、t単位で販売いたします。 ★価格等については直接問い合わせしてください。
| 青土の山 地層青土の見学で |
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刃金とランダムですが、どちらも池や湖等の堤防、修理、土手に使われるに適しています。刃金は粘土が多く、ランダムは、粘土が少なく土砂、礫石等が多いように思います。建設関係の材料として使われています。 刃金やランダム→ため池などの堤体盛土として止水を目的として使用される。また防災用・災害復旧用の土砂としても有効。 基本は、t単位で販売いたします。 南あわじ市・洲本市・あわじ市の建設会社様と取引があり、配達・販売をさせていただいております。 ★価格等については直接問い合わせしてください。
| 刃金とランダム |
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まっこ 堆積岩が、風化されてできた土です。慶野配合所の山から採掘されて配合粘土の原料に使用されます。そして園芸用・農業用の土としてよく使われますが、ただ水はけが悪いので、土壌改良が必要で、腐葉土やピートモス、たい肥を混ぜる必要があります。また、陶芸用としての素土としても使用されます。また、庭の敷土、庭土、盛り土にも多く多用されたり、道路を舗装するときに路床や路盤にも使われます。まっこの長所は、コストが比較的安く、雑草がはえにくい所、ほかの岩や事物とも色的にすぐ調和するので公園や庭園などにも使われやすく温度も比較的保ちやすいという特色を持っています。
①園芸用・農業用の土・・・稲の苗床にもよく使用される。腐葉土やピートモス、たい肥を混ぜながら使う。
田や畑の土壌にも使用される。
②陶芸用・・・瀬戸焼などの素土
③庭土、敷土、盛り土
④道路舗装・・・路床や路盤によく使われる
基本は、t単位で販売いたします。価格等については直接問い合わせお願いいたします。
南あわじ市の農家の方々、南あわじ市、洲本市、あわじ市の建設会社様他に販売、運搬していてお取引させていただいております。
5コンクリートの砕石 B
これは、アスファルトコンクリート、セメントコンクリート、レンガ等建設廃材を破砕して再生されたものです。よってこれらは、下層路盤材、上層路盤材、民間工事の駐車場の路盤材や仮設道路に使用されています。
★価格等については直接問い合わせお願いいたします。
☆採掘作業の様子
重機で、まっこを掘ってトラックに積んでいる作業の様子です。↓
5赤生土について
上の採掘作業でまっこと一緒に出てきたのが、赤生土です。酸化鉄の成分が、多く赤みを帯びているのが特徴です。砂状ではなく、岩石風もしくは粘土状です。何百万年もかけて堆積してできたと考えられます。
★価格等については直接問い合わせお願いいたします。